5歳児〜小学生向け運動遊び
5歳児〜小学生は体力面や精神面が急速に発達するため、
ルールのある遊びや複雑な運動あそびも楽しめるようになります。
また、競争意識も芽生えてくるため、勝ち負けにもこだわります。
この時期の子どもは『プレゴールデンエイジ』とも言われ、
様々な動き(身につけておきたい36の基本動作)や遊びを経験する中で
基本動作やコミュニケーション能力を身につけるなど、
今後の基盤となる部分を育てるとても大切な時期です。
そこで本日紹介するのが『鬼ごっこ』
昔からある遊びであり、とてもポピュラーな
遊びの王様ともいえるでしょう。 世界には数え切れないほどの種類があり、 ルールや呼び方も様々です。 実はこの『鬼ごっこ』がとても知的な活動なのです。 |
その理由はこちらです
動きの予測
誰を捕まえやすいか、どこに逃げれば捕まらないか
ルールの理解
鬼は逃げる子を捕まえる、捕まったら鬼になる
切り替え力
逃げる→鬼に捕まる→鬼になる→他の子を追う
空間把握
鬼の位置、友達の位置、障害物の位置
コミュニケーション力
鬼決め、捕まえて鬼が変わる時など
デュアルタスク能力(複数のことを同時に行う能力)
走りながら鬼の位置を確認、把握したり、他の子とぶつからないようにする
走行中の急な方向転換
鬼が来た!→体にブレーキをかけ、違う方向へ逃げる
このようなことを一瞬のうちに脳が判断し、行い続けるのが『鬼ごっこ』です。
室内で行う際は、四つん這い姿勢や体育座り姿勢で、手・足・お尻を使って
移動する方法で行えば、狭い空間でも安全面に気をつけながら 支持力など様々な力を養うことができます。 |
どの種類の鬼ごっこでも、
身体と共に脳機能や社会性などを
向上させる最も良い運動遊びだと言えるでしょう。
ご家庭でも楽しく、安全に様々な遊びにチャレンジしてみてください♪